シラミ完全駆除体験談 序章 シラミに気づく前

小学生の子どもが頭をボリボリ掻いていました。
秋も終わる頃、「あぁ、また頭掻いてるなぁ」とは思っていました。
小学校に通う女の子のことです。
でも、まさか、シラミに寄生されているとは思いもしなかった為、 季節がら、「乾燥してきて痒いのかな」ぐらいにしか思っていませんでした。
髪の毛に払っても取れない白いものが付着していました。
また、娘は、ロングヘアなので、私が、毎朝、髪の毛を櫛で梳かし、 結んであげていたのですが、髪の毛に白いものが付着していて、 「あら、フケが出てるなぁ」とも思っていました。
でも、これを見ても、「乾燥して、皮膚が荒れてきたみたい」ぐらいにしか思わず、 シラミの卵とは全く気がつかなかったのです。

毎朝、バタバタと忙しかったので、ゆっくり、その白いもの(シラミの卵)を取ってあげることができず、 髪の毛を結んでしまえば隠すことができたので、軽く払って、「あら、取れない」と思いながら、 そのままにしてしまったのです。
元々、シラミに寄生されていないときでも、頭を掻くことはありましたし、 乾燥する季節には、気にならない程度の、フケっぽいものが出ることがありました。
シラミの成虫を頭皮のホクロと勘違いしていたかもしれません。
また、後から思ったことなのですが、ひょっとしたら、 頭皮に寄生したシラミの成虫を見かけていたのかもしれないのですが、 娘は頭皮に、元々、薄いホクロがあったので、 「ホクロ」と認識してしまっていたような気がします。
だから、我が家の場合は、通常よりシラミに気づくのが遅かったのかもしれません。
でも、今思えば、頭を掻く回数が普段より多かったですし、 髪の毛に付いている白いものも、数が異常に多かったのです。 「払っても取れない」というのも、異常なことでした。